【7月散策】鈴虫寺・松尾大社

鈴虫寺

鈴虫寺の正式名称は妙徳山・華厳寺であり享保八年(一七二三)に華厳宗の再興のために鳳潭上人が開創された臨済宗の禅寺です。このお寺では一年中鈴虫の鳴き声が聞くことができるということから「鈴虫寺」と呼ばれています。鈴虫寺には鳳潭上人の坐像や大日如来・地蔵菩薩が安置されています。

鈴虫寺では書院に入り鈴虫のきれいな鳴き声を聞きながら説法を受けました。お寺のお参りの仕方や日々の心の持ち方などについて教えていただいた後、一つ願いを叶えてくれるというお地蔵さんに一人一つお願いごとをし、鈴虫寺を後にしました。
 
 続いて松尾大社へ。

松尾大社


松尾大社は京都最古の寺社であり、太古この地方一帯に住んでいた住民が松尾山の神霊を祀って生活守護神としたのが起源と言われています。また松尾大社の庭園は昭和を代表する作庭家である重森三玲によって昭和五十年に設計されました。
庭は「上古の庭」、「曲水の庭」、「蓬莱の庭」と三つありましたが今回の散策ではその中でも特に「蓬莱の庭」が注目を浴びていました。

蓬莱とは不老不死の仙界の意味であり、池の周囲を回りながら池に立っている岩や池に浮かぶ島々を眺めながら仙界を雰囲気を感じ取った部員もいたことと思います。また池にはたくさんの鯉がおり鯉に餌をあげて楽しんでいる部員もたくさんいました。
 今回の散策は京都市の気温が三十八度を超えている中で行ったため、とにかく暑かったですが猛暑の中行く価値のある、大変有意義な時間を過ごせました。
 
寄稿:応用生物学家庭2回生 岡本

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