高山寺
京都の西郊に位置する高雄・槇尾・栂尾は三尾と呼ばれ、古来より紅葉の名勝として、また四季折々の美しさを育む血として知られており、高山寺はその栂尾にある古刹であります。茶の発祥の地ともされ、平成6年(1994年)には「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されています。
国宝の石水院には、鳥獣人物戯画があり、山奥にありながらも多くの観光客を集め続ける地となっています。散策当日も数組の観光客がいらっしゃいました。
そして高山寺の裏参道を抜けるとすぐそこにある「とが乃茶屋」さんへ。
美味しいお番茶と一緒に、できたてのわらび餅をいただきました。
そばを流れる清滝川のほとりで歩いた疲れを癒やし、次の甘味を求めて1時間のバスの旅…
最後に訪れたのは茶寮翠泉高辻本店。
抹茶と淡雪を模した真っ白な氷のコントラストを見ているだけで涼しくなるようなかき氷をいただきました。外は猛暑でしたが、かき氷に加えて冷房も効いていたので、みんな体を震わせていました(笑)
暑いこともあり、参加人数の少ない散策となりましたが、十分に涼むことのできたよい散策でした。例年やっていなかった8月散策ですが、これからは毎年行っていきたいですね。
寄稿:生体分子応用化学過程二回生 村岸