【11月散策】 東寺・勝林寺

去る11月16日に11月散策を行ないました。今回の散策では東寺と東福寺塔頭の勝林寺を訪れました。OB会と同日開催だったため現役部員だけでなくOBの皆様も一緒に参加していただき、いつも以上に賑やかな散策となりました。また穏やかな秋晴れにも恵まれ、絶好の散策日和となりました。

東寺


794年の平安京遷都とともに平安京の東西に官寺として建立されました。創建当初は平安京の王城鎮護や国家鎮護の意味合いを持つ寺院でしたが、平安初期の823年に嵯峨天皇から真言宗の宗祖である空海に下賜され、真言密教の根本道場として信仰を集めました。

伽藍は南大門・金堂・講堂・食堂・北大門が南北軸線上に並ぶ奈良時代の官寺の伽藍配置を引き継いでおり、東寺の官寺として創建された歴史を感じさせます。創建当初の建物は室町時代の火災によってほぼ全て失われており、金堂や五重塔などは江戸初期にかけて豊臣家・徳川家によって再建されたものです。
1603年に豊臣秀頼によって再建された金堂は、太い柱や和様と大仏様を折衷した雄壮な外観な外観、巨大な内部空間に圧倒され、当時の豊臣家の権威や東寺の格式高さをうかがい知ることができました。

また日本一の高さ55mを誇る五重塔では初層の特別公開が行なわれており、内部の様子を見学することができました。内部には金剛界四仏や八大菩薩が安置され、柱や壁にも細かな極彩色の装飾がなされ伝統的な美の世界を体感することができました。

東寺の拝観でははじめにスタッフの方から丁寧に解説していただいたこともあり、各々が知識を深めながら見て回ることができました。

勝林寺

その後、バスで移動し勝林寺を訪れました。
勝林寺は東福寺の塔頭寺院の一つで、天文十九年(1550)に東福寺第二百五世住持であった「高岳令松」禅師によって、勝林庵として創建された。本山東福寺の鬼門(北方)に位置し仏法と北方を守護するところから、「東福寺の毘沙門天」と呼ばれている。(勝林寺HPより引用)
勝林寺は普段は一般公開されていないのですが、秋の特別拝観の期間ということで拝観することができました。17頃に訪れたことから、夕暮れから日没にかけての変わりゆく風景を眺めながら拝観することができました。紅葉にはまだ早かったですが、ライトアップされた境内はいつもとは違う幻想的な雰囲気を醸し出していました。
部員が思い思いに気に入った風景を写真に収めたところで、今回の散策は解散となりました。


今回の散策ではOBの皆様に参加していただき、知識や交友を深めながら拝観することができました。OBの皆様ご参加いただき、ありがとうございました。

寄稿 デザイン建築学課程3回生 野波

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