【11 月散策】鞍馬山(鞍馬寺・貴船神社)

11月散策では鞍馬山にある貴船神社と鞍馬寺を訪れました。とてもいい秋晴れで、山の木々も色づき、大変心地の良い散策ができました。

鞍馬寺

まずはじめに、鞍馬寺に行きました。
鞍馬寺は鞍馬弘教の総本山で、毘沙門天と千手観世音菩薩と護法魔王尊を御本尊とするお寺であります。
鞍馬寺は奈良時代末期の宝亀元年(770)に、奈良は唐招提寺の鑑真和上の高弟・鑑禎上人により建てられた毘沙門天を祀る草庵がその起源とされており、その後平安遷都の2年後の延暦15年(796)に造東寺長官、藤原伊勢人が観世音を奉安する一宇の建立を念願し、夢告と白馬の援けを得て登った鞍馬山でその草庵を発見した後「毘沙門天も観世音も根本は一体のものである」という夢告を再び受けたことにより伽藍(神社の建物)を整え千手観音とともに毘沙門天を奉安したものが鞍馬寺の始まりとされています。

鞍馬山は天狗伝説で有名ですが、これは鞍馬山の僧正が谷に住むと言われている大天狗が7歳から16歳の間鞍馬寺に入山していた牛若丸(源義経)に兵法を授けていた、というものです。

気持ちの良い秋晴れの日に鞍馬寺の開けた場所から見える山々と空の景色や木々の紅葉がとても美しく心が踊りました。

貴船神社

貴船神社は万物の命の源である水を司る龍神であらせられる高龗神(たかおかみのかみ)および磐長姫命(いまながひめのみこと)を御祭神としていて、縁結びのご縁があるほか、水を扱う職業の人から多大な信仰を集めており、また古くから祈雨の力もあるとされてきました。
貴船神社の起源についてははっきりとは分かっていませんが、白鳳6年(666)にはすでに社殿の造替があったという社伝によりとても古くからあるとされています。

また、秋の夜に見る紅葉のライトアップは幻想的でとても美しかったです。

最後に、今回の散策では特別にくらま温泉に行きました。秋の夜になり空気も冷えるなか入った温泉はとても気持ちよく、この日の散策の疲れも取れました。また、露天風呂から見える夜空も綺麗でした。

出典:
・貴船神社公式HP
・鞍馬寺公式HP

寄稿:情報工学課程1年 玉井

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